「表と裏」
どこかの親子がおめかしをして、煌びやかで高価なホテルから
出てきた。手には持ちきれないほどの有名ブランドの買い物袋。
もう暖かだというのにママの首には豪華な毛皮が巻いてあった。
ニュースでは貧困で喘ぐ幼い子供達が飢えと必死に闘う姿が映し
出されている。幼い姉が、さらに幼い妹をおぶって、ゴミの山の中
から宝物を探す。病気の親を養うために泥だらけになっていた。
カラスは道路に散らばった生ゴミをつついて、クチバシからビニー
ル袋がはみ出している。そして、ファーストフード店の脇で、子供が
もっと食べたい!と駄々をこね、道路に寝そべり大声でワガママを
放つ。母親はそんなわが子を無視して携帯電話でずっと喋っている。
地球の裏側では土が乾き、農作物もとれず空の神様に雨乞いをする。
逆に水害にみまわれ、全てのものを流され途方にくれる人たちもいる。
そして戦場に巻き込まれた地域では、戦争で手足がちぎれ、親を亡くし、
子を亡くし・・・それでも生きようとしている。
ぼくは、朝ごはんを食べて、昨日とは違う洋服を着て、そして、他愛もない
ことで笑うことができる・・・なんて贅沢なんだろう。
今日、たくさんのランドセルを買った。いろいろ悔しくて、泣きながらね。
宅急便で贈った。この活動は十数年・・・いまだになにができるかはわから
ない。自己満足なんだかもわからない。それでも思いついたことはやり続け
ようとおもうんだ。施設を卒業して初めてのお給料で、子供達がくれたライタ
ーがある。悔しい時は・・・励みになるんです。裏も表も、嬉しいも悲しいも
・・・いつでも、セットでやってくるね。 木津龍馬
追伸。大輪さん、お預かりしたものは間違いなく施設に贈らせていただき
ました、ありがとう!火曜日は渋谷で講話会です!みなさん、元気でお会い
しましょー!!魚のおもしろい話しをします!!
写真は、天然酵母の動物パンです!!
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