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12月12日は、夜から今年最後の渋谷講話会。師走も押迫る寒い中、たくさんの方々に参加していただき、ありがとうございます。

この日は、渋谷に向かう途中、新横浜で一人の男の子と待ち合わせをした。こいつとは、初めて出会ってからもう6年もの月日が経つ。あだ名を「タグ」といい、なんちゅうか、出会った当初はとんでもねぇ奴だった。おそらく、殺人以外はなんでもやってんじゃねーか?ってくらい、ダークで一筋縄ではいかない奴だった。いわゆる「目がイッっちゃって、ヤバイ奴」って感じ。暴力的だわ、舎弟は大勢引き連れるわ、ケンカは売ってくるわ、ラリってるわで、そりゃもう、毎回大騒ぎの「リアル湘暴」なメンツ。6年といっても、年に数えるほどしか会わなかったし、俺から連絡をとることは皆無に等しかったが、なぜか俺のことを信頼してくれていたんです。

そんな奴が、3年のリハビリを経て社会復帰し、プラス3年間一生懸命に働き、やっと旅立つ日がやってきた。文章では表すことのできないくらい、迷惑をかけられた。(笑)おいら、死ぬんじゃねぇか?という思いも随分味あわせてもらった。(笑)というより・・・奴の面倒を見ながら、俺自身も随分救われたことが多かった。彼のドンドン変わっていく姿や発言、その佇まいは俺にたくさんの勇気を与えてくれたんです。別れの今日、もはや・・・6年前の奴は俺の前にはいなかった。

俺が、桜井会長と触れ合う環境を頂いたことを、心から喜んでくれた。昨年、桜井先生と安田さんの創った本「JYANKI−RYU」に、木津龍馬が登場することにも、心から喜んでくれた。奴は生粋の「雀鬼ファン」だった。

最後になるであろうこの日、目を真っ赤にして、泣きながら抱きついてきた。雀鬼会にいただいた、パーカーをはおり、俺がプレゼントしたM−65の古着を着て、手には何度も何度も読み返したであろう「JANKI−RYU」と「スピリチュアルグリーン」そして・・・以前俺が書いた手紙を手に持っていた。もう、どれも破けちゃってボロボロ。(苦笑)なんだか、その姿が可愛らしくて、どうしようもなかった。俺も、涙腺がゆるんでしかたなかったが、目一杯強がって「お前には二度と会いたくねぇ」と言ってやった。奴は鼻水たらしながら泣いていた。

旅立つ場所も、連絡先もあえて俺は聞かなかったし、奴も言わなかった。多分・・・それが奴なりの覚悟の表れだったのだと思う。そんな空気が漂っていた。なんかあったら、また突然連絡をくれるだろう。もしくは・・・大袈裟ではなく、これが今生の別れかもしれない。

性悪だけど寂しがり屋で、トッポイけど泣き虫で・・・そんな奴がつくったブログも、今となっては置き土産だ。彼は俺に教えてくれた。「人は変われる」のだと・・・。想像を絶するほど、劣悪なる環境から立ち直ってくれた、俺の恩人の一人だ。俺は何にも手助けはできなかったが、彼の努力は脱帽モノだ。

おれも・・・肩の荷が少し降りたかなぁ・・・。いんやぁ・・・第二のタグ、第三のタグとの出会いが待ってんかなぁ・・・。いやだなぁ。でも、楽しみだなぁ。でも、嫌かなぁ。うっ、なんかさ、美談っぽくて、臭いね(笑)。いやぁ、くせえくせえ。

さーって、今週末は今年最後の浜松講話会だ〜。小さな箱だから、時間のある人は来てっちょ。ヒムカのHPをご参考に! 押忍 木津龍馬

追伸。写真は宮崎の講話会風景。福ちゃんが撮ってくれました。さんきゅー。



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