チャンピオン近藤有己VS挑戦者松井大二郎
両選手は共にデビュー10年を経過した、総合格闘技界の名手。大二郎の方が先にプライドデビューを果たしたが、最近のファンには近藤選手の方が知名度が高いのかもしれない。近藤は、スマートな印象のあるバランスのとれたファイター。かたや、我らが大ちゃんは不器用で真っ直ぐな突進方鼻血ファイター。(笑)試合のオファーは3週間前にいきなり来た。準備不足も去ることながら、やっぱし6割がた大ちゃんが不利。それは、おいらも桜井先生も同じ見解だった。でも、少ないチャンス!チャンピオンシップなんてそうそう巡ってはこないし、このチャンスを手に入れ結果をだしてこそ、プロたるものだ。8月カリフォルニア大会の「king of the cage」 では、小路晃がベルトを獲った。続いて大二郎も・・・って姑息な夢をもってたんだけどさ。結果は判定負け。悔しい・・・。
思えば初期のプライドで、松井大二郎VS小路晃が行われたが、今ではその二人のトレーナーをおいらが務めるなんざ〜、夢にも思わなんだ。人生とは不思議・・・。二人とも愛すべき大切な友人であり、勇気をくれるおいらのヒーロー。
近藤戦の前日も、花形ジムで大ちゃんと少しばかりポジション取りでスパーをやったが、いまいちピンとこなかった。「こりゃ明日やばいなー」というのが本音でした。
試合当日は、一緒にセコンドについた「チームマッド」の滑川選手がバカ面白くて、終始リラックスムードでした。ほんと、アホですわー、滑ちゃん。「木津さん、セコンドやめて飯食い行きましょうよー。腹減りました」と滑ちゃん。「いいねー。さっき蕎麦屋見つけたよ。バックレてそこ行くべー」とおいら。「マジっすか、何言ってんすか」と大ちゃん。(笑)この会話が、試合30分前。いい感じでリラックスしていました。ありがとね。滑川くん。でも・・・チームマッドって・・・長南選手のチーム・・・大二郎と敵じゃなかったっけ?滑ちゃん、なんでここにいるんだ? まぁいいや。(笑)
近藤選手も本調子じゃなかった。大二郎もリングに上がった瞬間から、みょーに固い。二人とも、身体が重そうに感じた。案の定、キレがなかったし。今回の試合に限っては、近藤選手が強いんじゃなかったな。大ちゃんが練習通りの動きが出来なかったことが敗因。メンタル的には問題ないと思ったが・・・。やはりスリコミが足りなかったか。 脇が広がって、パンチが遅い。 インファイトの練習もすっかり忘れて、ドタバタ攻撃。またまた、色んなクセが表面化した試合でした。課題が沢山解ったね。大二郎。 またがんばろう。
そんな中、収穫もあった。いつもはセコンドの声がろくに聞こえない大ちゃんが、ちゃんと反応してた。これは大きい。 いつもなら会話にもならないインターバル中だが、今回はちゃんとコミュニケートできたから。試合中も、おいらたちの声にはちゃんと反応出来てた。ということは・・・いつもより、冷静であったことは間違いない。ただ、身体のクセがね・・・。あともう少し。ちょっと吹っ切れればイケル。いけるぜ、大二郎!
と、ここまで書いてやっぱ思ったけど。所詮おいらは外野でセコンド。当事者である選手のプレッシャーはわからない。なんていうか・・・格闘家はやっぱし凄い!身体一つで表現する彼らの生き様はカッコいい。尊敬。
皆さん!これからも彼らを応援宜しくお願いします!!大ちゃんも怪我なく、鼻血が少なくてよかった〜。 押忍 木津龍馬
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